ユメの里づくり まるやまハイランド
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園芸療法とは


土と生きる


土から学ぶということ

 土が粘土質のため、雨が降ればベトベトになり乾燥するとカチカチと固くなるような、畑土と比べて不利な土だった休耕田が堆肥を連用することで、年々団粒組織化され、柔らかく通気性・保水性のよい土に変わってきた。土が人の力によって変わるものである。


地力無視の土地造成地

 ある日、「生産拡大に挑んだ農家に負担金と荒野が残った」という記事が新聞に載った。その場所は丸山公園からさらに奥へ走った場所のことを指していた。新聞に載った土地へ行くと、土の荒廃は予想以上で、雑草も育たない不毛の土地だった。土地耕作の事情を知っている人の話によれば、野菜を植えてみたところ、堆肥を使った当初は良かったが、年々立ち枯れ病が発生するようになって断念したり、強風が多かったり、根菜を植えると猪の害が出るなど栽培が困難になったという。


土地の復活

 土に生物が住み着くことにより、土の構造はきわめて複雑となる。多様な生物の住みかを提供しつつ土は土壌化される。地力の回復を目指すには、時間をかけて自然の法則を旨く利用することが一番である。

 土壌生物が活動可能な環境さえ用意できれば、時間はかかるけれど、その後は放置していても自然の力で土づくりが進むと考えた。そこで、土壌生物と小動物の力を生かして、土壌障害が起きないための土づくりの実験として土壌化実験をこの地で行うことにした。

単純な行動が実は荒れた造成地を蘇らせる仕事であり、その自覚を育てることをこの地で果たしてくれたらと願っている。そして誰でも訪れたくなる花の丸山をつくりたい。そのために今は、丸山の上り口から公園まで1.5キロを歩きながら野草を楽しんでもらえるよう植え付けに励んでいる。

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